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Cosmic Disclosure:シーズン2、エピソード10 太陽系の征服

今回は、シーズン2、エピソード10 「太陽系の征服」です。
=Cosmic Disclosure:Season 2, Episode 10 Conquering the Solar System
シーズン2、エピソード9「火星の植民地化」は、エピソード4の次に入れています。

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ICC( Interplanetary Corporate Conglomerate:惑星間企業複合体)というのは、今でいうアメリカの軍事産業複合体のことです。
アメリカは第二次世界大戦でドイツに勝ちましたが、ドイツの秘密カルト出身のドイツ離脱グループは、レプティリアンと契約して、この時、すでに火星にまで行って、植民地をつくろうとしていました。
それで、インフラ整備のため、どうしてもアメリカの世界一の産業力が必要になり、それを取り込もうとして画策しますが、断られると、UFOを大挙してホワイトハウスの頭上に並ばせ、国民にUFOのことをばらすぞと脅したのです。(ワシントンUFO乱舞事件:1952年7月19日と7月27日)
このとき、すでにグレイという宇宙人と秘密裏に会見していたアメリカは、それはどうしても困ることだったので、ドイツ離脱グループの要求を受け入れて、アイゼンハワー大統領が署名し、お金に目がない企業者たちとの巨大な軍事産業複合体ができて、火星でのインフラ整備をはじめとして、今日もそれは、様々な形で続いていると思います。ほんとに、どこまでいってもお金お金です。

コーリーさんは、宇宙にはほとんと金だけでできているような惑星もあると言っています。採掘や精錬は必要ないといっています。だから、地球にも持ち帰ったであろううんざりするほどの金があるでしょうし、でも、それは隠してあって、価値ある貴重な金という表の顔を保っているだけなのです。

それと、量子相関コミュニケーション機器
=(quantum correlating communication devices:クォンタム・コリレーティング・コミュニケーション・ディバイス)というのがあって、これは、異次元の人と会話ができると言うのです。
次元、現実、時間、空間、どれだけ離れていようと、量子が絡み合っていたら、関係ないんだと。つまりすぐそばにいるかもしれないということでしょうね。
まあ、これは、もともと現実の世界の人が時空の旅に出た時のみ可能のようですが・・。

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デイヴィッド・ウィルコック
「コズミック・ディスクロージャー」へようこそ。
私は司会のデイヴィッド・ウィルコックです。
コーリー・グッドによるインサイダー証言を聞いてゆきます。
出演ありがとう。

コーリー・グッド
どうも。

デイヴィッド・ウィルコック
前回はICC( Interplanetary Corporate Conglomerate:惑星間企業複合体)
の話まででしたね。
ICCは第二次大戦後のアメリカの軍隊と企業が力を合わせたグループで、
その産業パワーを使って大規模拡大を狙っていたと。
それで月には元々、ドイツ人が建てた小さな基地があったんですね。
それをICCが増築し、かなり大きな基地になったと。
それから火星に基地を建てるまで幾度も失敗しながらも、
その後いくつかの基地がしっかり定着したと。
火星の基地も拡大していったんですね。

コーリー・グッド
そうです。

デイヴィッド・ウィルコック
それで火星に元々建てられた基地のうち、いくつ残ったんですか?
そして火星のどこにあったんでしょう?

コーリー・グッド
火星でドイツ人が築いた初めの植民地のうち、二つは極地方20度以内にありました。
またある植民地はICCが増築してゆきました。
これは渓谷エリアで、渓谷の中にありました。
地表ではなく、火星の地中に拡大させていったんです。

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デイヴィッド・ウィルコック
それで地中に空洞を作るために、
第五世代核爆弾(Fifth Gen type nukes)を使ったとのことでしたね?
これを使うと一瞬にして巨大爆発をし、放射能は残存しないという。

コーリー・グッド
ええ。

デイヴィッド・ウィルコック
メインに居住したのは北半球?
それとも南半球?

コーリー・グッド
北半球に一つめのメイン基地があり、ドイツ語の名称がついていました。
最初に建てた基地に増築していったものです。

デイヴィッド・ウィルコック
なるほど。

コーリー・グッド
かなり大規模な増築でした。
大勢のエンジニアや科学者が住めるように増築されたので。
それから少し離れたところに工業地帯が建てられました。
必要だった製品やテクノロジーを生産してゆくためだと思います。
火星や月、小惑星帯で採掘してきた原料を使ってね。
原料を使用可能な材料に加工または合成して、
初期は小さかったこの工場で必要製品を製造しました。

デイヴィッド・ウィルコック
初期に作っていた必要なテクノロジーとは何のことでしょう?
初めは何をしようとしたんですか?
何を作りたかったんでしょう?

コーリー・グッド
火星で領土拡大していくために必要なものです。

デイヴィッド・ウィルコック
なるほど。

コーリー・グッド
だから初期はただ、火星のインフラ拡大のために必要なものを造りました。

デイヴィッド・ウィルコック
以前あなたが言っていたように、火星現地の材料を使ったんですか?
ケブラーの袋を作って、それから火星の土からコンクリートを作ったのですか?
どんな建築技術ですか?
その工業施設では必要なものを造っていたんですよね。

コーリー・グッド
ええ、
火星でも採掘していましたし色んな月や小惑星帯で採掘してきた原材料から建築しました。
他の惑星で採掘した原料はコロニーのもっと向こう側、
火星の工業地域に運ばれ、使用可能な原料に変えられました。
溶かして金属に混ぜ、染料や型に入れたり複合材料に変えたりしていました。

デイヴィッド・ウィルコック
いま面白いことを言いましたね、採掘は月や火星だけじゃなかったんですね。
まだそこまで話は進んでいませんが--
ということは、月や小惑星にも採掘のための施設があったということですね。

コーリー・グッド
小惑星には途轍もない大きさのものもあって、
3~4人のチームが住み込みで作業していて--

デイヴィッド・ウィルコック
3~4人?

コーリー・グッド
3~4人で採掘施設を稼働させていたんです。
大部分はロボットを使い、遠隔装置を使ってリモート作業していました。
そして原材料を輸送用クラフトに積み、火星の施設のある所まで飛ばしていた。
そこで原材料を輸送クラフトから降ろし、必要材料に加工していました。

デイヴィッド・ウィルコック
前回はドイツ人がETの助けを借りて球状の自然ポータルを発見し、
それを使っていたと言ってましたね。
このポータルなら戦闘機サイズのものでも火星などにテレポートさせることができたって。
小惑星や月でもこのポータルは使えたんですか?
つまりは、どうしてシャトル船を使ったのかなと。

コーリー・グッド
小惑星帯や月から火星の現地まで、
輸送クラフトを使って原料を運ぶ方がより実用的だったんです。

デイヴィッド・ウィルコック
その輸送クラフトは、どんな外観ですか?

コーリー・グッド
超巨大な運送用コンテナーのような形で、
両脇に小さな羽が出ていますが羽からの噴出はほとんどありません。
羽はかなり小さくて、とてもベルヌーイの法則で大気中を飛ぶようには見えませんが、
ついているんです。
とても小さい羽がね。クラフトの前部は角度45度でコックピットがあります。
後部は巨大トラックのような、運送コンテナーで取り外しができるようになっています。
取り外されたところを見たことはありませんが。
私は繋がった状態で行き来しているところを見ただけです。

デイヴィッド・ウィルコック
最初のドイツ人達のクラフトは
水銀を回転させる水銀推進システムを適用していたと言ってましたね。
この運送コンテナーのようなクラフトの動力源は何ですか?
この時点でもまだ水銀を使っていたんですか?
それとももっと進んだ推進システムがあったのでしょうか?

コーリー・グッド
もっと進んだ推進システムを使っていました。
別の推進システムがあるんです。
ねじれシステムで、いわゆるワープ・ドライブと呼ばれているものです。

デイヴィッド・ウィルコック
プログラムの人達が実際にワープ・ドライブと呼んでいるんですか?
それとも一般的につけられた名称?

コーリー・グッド
私達がワープ・ドライブと捉えていたんです。
ねじれフィールドを生じさせるんです。
こう両側にエンジンがあるとしたら、機器の中心からねじれが発生するものです。

デイヴィッド・ウィルコック
フィールドが?

コーリー・グッド
そう、ねじれフィールドがです。
そして両側のねじれに入ってゆくエネルギー量を制御します。
すると時空にひずみが生じ、
一方向に向かって引っ張られたり別の方向に引っ張られたりします。
スター・トレックに出てくるワープ・ドライブのような感じで。
そして--



デイヴィッド・ウィルコック
まるで時空に山ができて前に進むと落ちてゆくような感じですね。

コーリー・グッド
そう。
そして時間のジャンプ・ドライブというきわめて先進的なテクノロジーがあります。
この時間ドライブにバッファーをつけないと、
局地エリア内の時空をジャンプして行ったり来たりしてしまう。

デイヴィッド・ウィルコック
つまりタイム・トラベルですね。

コーリー・グッド
そうです。
そしてほとんどテレポーテーションです。
一瞬です。

デイヴィッド・ウィルコック
あなたが見た限りで、時間経過はどうでしたか?
時間の物理特性の差異について説明はありましたか?
アインシュタインは、時間は一次元的で前にしか進まないと言いましたが。

コーリー・グッド
ええ。
アインシュタインの方程式の一つを見せられました。
(正解に)近かったんですが、ただこの方程式のここを返す必要があった、と。
彼のその後の発見はもっと近かったんですが、もみ消されました。
私達は古い物理学を押しつけられている。
医学で例えると、熱があれば身体を切って瀉血するのが処置だ、と言っているようなもの。
それくらい私達の考え方はずいぶん遅れているんです。

デイヴィッド・ウィルコック
なるほど、少しドライブの話をしましょう。
時空があり、カボチャの種を指ですくい取ったような形が現れて、その穴に落ちてゆくような。

コーリー・グッド
そう、ねじれ(トーション)です。

デイヴィッド・ウィルコック
トーション・ドライブですね。
そこに時間ドライブというのがあって、
実際はタイムトラベルできるところを、バッファーをつけるんですね。
どうしてバッファーが必要なんですか?

コーリー・グッド
人が故意にタイム・トラベルするのを防ぐためです。
それに事故もありますから。
彼らはコミュニケーション機器を開発したんですが、
これは以前あなたが言っていた
量子エンタングルメント(量子絡み合い)に基づいて作られたものなんです。

デイヴィッド・ウィルコック
なるほど。

コーリー・グッド
この機器ひとつひとつに、量子の絡みあったアイソトープを使っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
参照
*アイソトープ
同位体(どういたい、英: isotope;アイソトープ)とは、同一原子番号を持つものの中性子数(質量数 A - 原子番号 Z)が異なる核種の関係をいう。 この場合、同位元素とも呼ばれる。 歴史的な事情により核種の概念そのものとして用いられる場合も多い。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

デイヴィッド・ウィルコック
なるほど。

コーリー・グッド
この機器ですが、ビデオもついています。
機器間で信号が送られたりはしません。
完全に安全でハッキング不可能になっています。

デイヴィッド・ウィルコック
なるほど。

コーリー・グッド
これは量子相関コミュニケーション機器
(quantum correlating communication devices:クォンタム・コリレーティング・コミュニケーション・ディバイス)
と呼ばれていました。
船に取り付けられていました。
誤ったジャンプをしたり、
行くべきではない場所や時代に行ってしまったら
二つのアイソトープが「不調和」を起こします。
確かそんな言葉を使っていました。
数ナノ秒間だけですが。するとその人もしくはもう一方の機器がどの時間、
どの場所にいるかを計算することができる。
振動が調和状態に戻るまでどれくらいかかったかを計算するんです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
参照:数ナノ秒間って??
ナノ秒(ナノびょう、nanosecond、記号: ns)は、10億分の1秒 (10−9 s, 11,000,000,000 s) に等しい時間の単位である。 「ナノ秒」という語は、SI接頭辞「ナノ」とSI基本単位「秒」で構成されている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
デイヴィッド・ウィルコック
ということは、量子エンタングルメントを使って違う時代にいる人と話せたんですか?

コーリー・グッド
ええ。

デイヴィッド・ウィルコック
本当に?
すごい。

コーリー・グッド
量子が絡み合っていたら、
次元、現実、時間、空間、どれだけ離れていようと関係ありません。
量子は絡みあったままなので。

デイヴィッド・ウィルコック
それでドップラー効果の時間差と同じで、
相手が落ちていった場所を時空の組み合わせで算出できるんですね?

コーリー・グッド
その通り。

デイヴィッド・ウィルコック
時間のパラドックスを経験したことがありますか?
それも人をジャンプで過去に戻したくない理由の一つなんでしょうか?
それが我々のタイムラインに干渉する可能性はありますか?

コーリー・グッド
人に時間を逆行させてあらゆる実験が多々行われました。
ありとあらゆるタイムラインができてしまった、と言ってました。
それで過去タイムラインにチームを送り、
補修しようとしましたがやればやるほど悪化したんです。
最後には、時間は空間と同じだと気づいたんです。
伸び縮みするんですね。
そしてすべてのパラドックスは崩壊し、単一に戻っていくのだと。
そして我々の意識はこれらのタイムラインをコントロールしていて
タイムラインに影響を及ぼしますし、
意識的にどのタイムラインに存在するかを選択しているんだと。

デイヴィッド・ウィルコック
今のところは今回のエピソードの話題に戻りましょう。
時間ドライブで移動していたこと、
そしてこの太陽系にはコロニーがどんどん建てられていったという話題でしたね。
経過をみるとまず月、そして火星です。
火星に行ってうまく定着した後ですが、
どれくらい経ってから小惑星や他の月に施設を建て始めたのですか?

コーリー・グッドCG:
ほぼ同時です。

デイヴィッド・ウィルコック
そうなんですか?

コーリー・グッド
ええ、ドイツ人達はすでに小惑星の採掘を始めていました。
これもICCがさらに遠征する気に成った理由の一つです。
プラチナや金のある小惑星の話を聞いていた。
ここ地球では金や銀が貴重だとか言われてますが、これも全部操作です。
と言いますか、地球ではシンジケートが大量の金を隠しているんです。

デイヴィッド・ウィルコック
なるほど。

コーリー・グッド
金は大量にある。
この小惑星帯で採掘される金は、地球で採れる金と原子的には同じです。
原子構造に違いはない。金です。
ですから太陽系には金は豊富にある。
小惑星帯にも金、プラチナ、銀、その他の元素が大量にあります。

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デイヴィッド・ウィルコック
小惑星全体が金そのものとか、銀そのものなんて惑星もありましたか?

コーリー・グッド
全体が金の塊とは言いませんが、大部分が金という惑星はあります。
岩盤から金を採るのに精製作業をさほど必要とはしません。

デイヴィッド・ウィルコック
そんな小惑星に採掘しに行くのにはかなり大きなクラフトが必要だったでしょうね。
ドイツ人達が遠征に行く際は元々、どれくらいのサイズのクラフトを使っていたんですか?

コーリー・グッド
小さいものです。
この大きな惑星に飛んで行ったんですが--
巨大小惑星にちっぽけなクラフトが飛んでゆくさまを想像してみてください。
小惑星に着陸し、採掘施設を建設してゆっくりと惑星を掘っていった。
どんどん奥まで空洞を掘っていったんです。
この小惑星にはもっと小さな小惑星がいつも衝突していましたから、
内部を掘り進める方が安全だった。
ですからたいていは小惑星の内部を掘り進めていました。
そして金かプラチナか別のものかとにかく一定量の原材料が採れたら、
巨大コンテナークラフトに積み、行き先地まで飛んで使用可能な原料に加工していたんです。

デイヴィッド・ウィルコック
ピート・ピーターソンの話で面白い金属資産のことを聞いたんですが、
ビスマス(bismuth)という金属です。
それをとても長いワイヤーに加工し、
ビスマスのコイルを作って電流を流すといろんな奇妙なことが起きるって。

コーリー・グッド
ええ、確かそれを利用したのがガウス・ガン(Gauss gun:ガウス銃)ですね。

デイヴィッド・ウィルコック
ガウス--
ガウススキン?って?

コーリー・グッド
ガンです、レール・ガンと基本的に同じもので。

デイヴィッド・ウィルコック
ああ。

コーリー・グッド
分解して見せてもらったのですが、銃身にそってロッドがついていて、
細いワイヤー(これがコイルと呼ばれていましたが)が外側につけられていて、
それがレール・ガンと同じ動作をします。
電磁波がパルスを発する。電磁波のパルスがロッドを伝って発射するんです--
忘れましたが、時速8000kmくらいだったような。
あり得ないスピードです。
そして口径は50に満たないくらいでした。

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ビデオ
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デイヴィッド・ウィルコック
すごいですね。

コーリー・グッド
基底部にはグレネード・ランチャーがついていました。
グレネード(手榴弾)は20ゲージ散弾銃のカートリッジのようなもので
(サイズも形も違うのでそうは見えませんが)中はとても
先進的なプラスティック・タイプの爆薬が入っていて、
発射の仕方などは似ているんですがM203グレネード・ランチャー波の爆発を起こします。
警護特務部隊はこういうライフルを携帯してたんです。

デイヴィッド・ウィルコック
ICCやドイツ人達は地球よりも先に先進コンピューター・テクノロジーを開発したんですか?
それでロボットを使った採掘やなんかをしていたんでしょうか?

コーリー・グッド
はい。
彼らはコンピューター・システムを持っていました。
量子コンピューターで、ビル・ゲイツやIBMがマザーボードやICチップを発表する前、
ずいぶん前から使っていましたね。

デイヴィッド・ウィルコック
では説明していただけますか--
ドイツ人が一番初めに月にきちんと定住できたのはだいたい何年ごろですか?
正確な年はわかりますか?

コーリー・グッド
30年代後半に古い施設を使っていたのは知っています。
他の小さな基地を建築している間、その施設に加圧して使っていたんです。

デイヴィッド・ウィルコック
それは古代ビルダー人種型遺跡ですか?

コーリー・グッド
そうです

デイヴィッド・ウィルコック
なるほど

コーリー・グッド
そして40年代初期だったと思います、この小さな自分達の基地を完成させた。

デイヴィッド・ウィルコック
火星に定着した初めての基地はいつ頃できたんですか?

コーリー・グッド
確か52年から54年の間に、アメリカが条約に署名をし始めたんです。
その頃はまだ火星にしっかりとした拠点を得たところだった。
何度も失敗して命も失ってますからね。

デイヴィッド・ウィルコック
18年もの苦労ですね。

コーリー・グッド
ええ、火星で本当の開拓作業をしたのは彼らですから。

デイヴィッド・ウィルコック
でも、火星に定着するよりも先に小惑星や月に採掘施設を建築することはできたんですか?

コーリー・グッド
同時ですね。

デイヴィッド・ウィルコック
ほう。

コーリー・グッド
そう。
自分達の土地と呼べる領土を得ると、彼らは採掘作業に着手しました。
地質学者が広域を調べ回って岩石を拾い、
コアサンプルを採りながらエリアやグリッドに名前をつけたのでしょう。
発掘しながら何があるか調べていたんだと思います。
そして必要なものがわかったら、小規模の採掘作業を始めたのだろうと。

デイヴィッド・ウィルコック
このゲームが始まった頃、地球で誰か、
私達でも知っているような大統領や首相が
文句を言わないように手の込んだ宣伝でもしてたんでしょうか?
彼らはこの状況を見せてもらえたんでしょうか?
関与していたんですよね。

コーリー・グッド
アイゼンハワーは見ただろうと思います。
皮肉なことに彼は世界第二次大戦で軍司令官でしたから--
ドイツの離脱グループとの条約にサインすることになって
彼にすれば苦痛だったろうと思います。

デイヴィッド・ウィルコック
でしょうね。

コーリー・グッド
とても厳しい状況だったでしょうね。
ですが1952年、激しい議論になった。
アメリカが申し出を、要求を断ったからです。
条約の一部としてドイツ人達は
アメリカやアメリカの資源へのアクセスを求めて数々の要求をしてきました。
そしてアメリカは断っていた。
だめだと言ったんです。
強気な態度で交渉しようとしていた。
そしてペーパークリップ作戦を通してドイツ秘密離脱グループは悟った。
アメリカの絶対基準、
それは国民にETの存在や高次テクノロジーのことを知らせたくないのだと。
そこで彼らは無理やりアメリカに条約にサインさせるために、それを逆手にとったんです。
その過程できっとアイゼンハワーは
お金に目がない企業連中を相手に見世物をやったでしょうね。
それで企業連中は100%話に乗り、
ドイツ人達が発見したものを何であろうと開発しようとした。


デイヴィッド・ウィルコック
でしょうね、わかります。
しっかりと認識していないんですが--

「月と小惑星」と言いましたね。どの月のことを言ってるんでしょう?
この太陽系の月のうち、いくつ分の話でしょう?

--月はたくさんありますからね

コーリー・グッド
ええ。

デイヴィッド・ウィルコック
少なくとも100はありますね。

コーリー・グッド
ええ。
100以上、もっとたくさんあります。

デイヴィッド・ウィルコック
そうですね。
この時はどこまで行ったんでしょう?
長期的にみてどこまで遠征したんでしょう?
一番初めに征服した、もしくは着陸したのはどの月ですか?

コーリー・グッド
とても外交的に厄介なんです。
多くの月は、いっさい立ち入り禁止になっています。
40~60のグループが所有する外交領域だからです。

デイヴィッド・ウィルコック
スーパー・フェデレーション(The Super Federation)ですね。

コーリー・グッド
スーパー・フェデレーションの人達、特に土星周辺ですね。

デイヴィッド・ウィルコック
そうなんですか?
土星には月がたくさんありますよね。

コーリー・グッド
そうなんです。
でも木星の月周辺ではあらゆる活動をしていました。

デイヴィッド・ウィルコック
ドイツ人とICC の人達の活動ですか?

コーリー・グッド
ええ。それから天王星。
そして小惑星帯。
ですが実際の月の名前は覚えていません。
どの惑星から何の元素・資源を採掘していたかも知りません。

デイヴィッド・ウィルコック
イオ(Io)がその奇妙な月の一つですね。
木星周りを公転していて、火山などがある。
とても距離が近くてきわめて熱い。
そういう月は環境が厳し過ぎるので着陸はしないんでしょうか?

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コーリー・グッド
ええ、アクセスできない月もいくつかあります。
私が読んだ中で覚えているのは-- ある月がガス惑星の周りを公転していた。
そのガス惑星が、彼らが集めていた元素の雲を噴出していたと。
それで月の裏側で、宇宙からその元素を回収していたそうです。
おかしな話に聞こえるでしょうが。

デイヴィッド・ウィルコック
いいえ、まったく。

コーリー・グッド
ガス惑星の月が宇宙に向かって何かを噴出しているなんて他で見かけたこともないんですが--

デイヴィッド・ウィルコック
私は実際、聞いたことがありますよ。
さっき言ったイオですが、活発な火山があって大量の粒子を噴出していると--

コーリー・グッド
宇宙に向かって?

デイヴィッド・ウィルコック
それがリングになっていて、実際、お皿が落ちた時のように見えるそうです。
皿が落ちて、それが止まる時ってこうなりますよね。
そのリングは木星の重力場で傾いているそうです。
そしてNASAの追跡によると1970年代以降、
そのリングの粒子密度はかなり増加しています。

コーリー・グッド
どんな化学物質が放出しているか、NASAはスペクトル解析をしたんですか?

デイヴィッド・ウィルコック
ええ、奇妙なものがたくさん含まれてます。
アルゴンとかネオン、ヘリウム、酸素、それに私達も利用できそうなものがたくさん。

コーリー・グッド
そうですか。

デイヴィッド・ウィルコック
だから十分理解できますよ。

コーリー・グッド
なるほど。

デイヴィッド・ウィルコック
あなたに質問するたびに新たな知識が得られます。
本当に面白いですね。
「コズミック・ディスクロージャー」でした。
私はデイヴィッド・ウィルコック、また次回。

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つづく エピソード 11 太陽の境界をこえて

by 4649hatakekafe | 2021-04-21 09:42 |    シーズン 2  教室 | Comments(0)

ねこと畑とカフェ・・ヤフーブログから移転してきました。よろしくお願いします。


by nadia
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